前回を見る第2章 「ペッパー」
第11話 「ゆるい会話」
タウポのマックで遅い昼食をたべた。
相変わらずのジャンキーっぷりに自分の行動力のなさを感じつつ・・
YHに帰るとシャワーを浴び
リビングで久々にゆっくりくつろぐ・・
なんだか慌ただしいタウポの2日間を振り返りつつ
本当は明日次ぎの町へ出発する予定だったのだが
行き先を決める余裕もなく
また
案外 タウポは居心地が良いので
もう一泊する事にした。
(この決断がのち意外な方向に向かおうとは・・・)
夕食はタウポのYHに宿泊していた日本人と一緒に食べることに
久々の日本語に会話が弾む。
彼 「へ〜 君も福岡なんだ〜 僕もだよ〜」
僕 「オークランドのYHでも福岡出身の男性と会いましたよ」
彼 「僕はね、ワーキングホリデーで旅をしてるんだ」
僕 「じゃあ どこかで働いたんですか?」
彼 「まさか〜 ただ 旅をしているだけだよ〜」
僕 「このタウポでなにかアクティビティーしました?
ラフティングとか?」
彼 「まさか〜 お金の掛かることは一切しないよ」
僕 「じゃあ なにしてるんですか?」
彼 「ぼ〜と 景色をみてるのさ〜」
僕 「・・・・・」
彼 「そしたら 一年間旅しても 50万で おつりがくるよ 」
僕 「英語の学校とかは?」
彼 「僕は日本で英語の学校に行っていたから 必要ないのさ」
彼 「君の今までの旅の話を聞くとなかなか良い旅をしているね〜」
彼 「これからも グット ラックさ〜」
僕 「あ 有り難うございます。」
みたいな ゆる〜い会話を永遠としていた。
正直 彼の話を聞いて 共感は持てなかった。
目的のない今回の旅を多少 苦痛と感じている僕は
1年間 景色を見ながら観照にひたるなんて
気が変になりそうだ。
しかし 時間がスローで流れるNZは
ゆるい旅を好む 精神的定年者には打って付けの国のようだ。
旅を始めてまだ 6日しかたっていない・・・
続く・・・
posted by たろー at 00:03| 福岡 ☁|
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NZ日記
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