2007年11月21日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」58

前回を読む

第2章  「ペッパー」

第24話 「使える辞書」

夕食を終えてYHのロビーでくつろいだ。

明日でいよいよお別れだ。 なんだか名残惜しい・・・

そろそろ「ペッパーの章」は佳境を迎えるが
僕の英語力は、ある一定のレベルから全く進歩していない
ようするに 僕の「英語力」の「引き出し」の中身が空っぽになったわけで 
この時はこそ痛烈に学生時代の「英語嫌い」な自分自身を恨んだ事はない。

「よーし 日本に帰ったら絶対英語勉強してやる!!」
と一瞬 熱く勉強欲が沸騰するが
日本に帰っても全くそれらしき行動をしていない現実の自分を
みてみると 
やはり 「熱しやすくて 冷めやすい」
瞬間湯沸かし器のような自分自身の性格が情けなくなる。

と、いうことで 
小さなテーブルを挟んでの2人の会話は
あの「使えない辞書」に頼るしかなく
この辞書が僕たちの唯一のコミュニケーションツールであり
今の時間を「押さえ込む」重要なアイテムでもあった。

「使えない辞書」は小さなテーブルを縦横無尽に走り回る。

「君の髪は綺麗だね」とか「君の目は魅力的だ」とか
後半部分に付録で掲載されてあった「女の子を口説く」という
インデックスの中身は、お互い照れながら十分活用した。

この雰囲気ならば、このまま2人で旅を続けても
「大丈夫」 
「うまく行けそう」という錯覚を感じたのも事実だ。

この時の事を日記には
「1〜2時間 はなした」と記載してある。

この旅の全ての時間を優先的に消去していくと
この1〜2時間は多分 ベスト5に入る貴重な時間だった
それだけ印象深い

「明日は出発の準備等いろいろあるから7時30分にはロビーで待ち合わせしよう」
と約束をして深夜12時に別れた。

続く・・・ 

 




posted by たろー at 20:23| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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