日本ハムがソフトバンクを倒し
25年ぶりのリーグ優勝を制した。
生まれも育ちも福岡でありながら
ダイエー時代からホークスには
特別 執着心がないので
ぶっちゃげ
「くやし〜い」とは
あまり おもわないんだよね〜
いやいや、ぶっちゃげね。
しかし、今年の野球市場は
今までとはひと味違う。
WBCのメイクドラマに始まり
高校野球でのハンカチ王子ブーム
その勢いで国体の異常な過熱ぶりへと続き
最終的にはプロ野球へと
野球熱は見事に引火された。
終盤、セリーグの怒濤の首位攻防戦は
とても見応えがあり面白かったし
パリーグの優勝決定戦は
北と南の一騎打ちという
地域に根付いた理想的な組み合わせとなった。
今までの野球界はどうしても
中央中心、巨人基軸の
印象が拭えなかったが
ここにきて、サッカーとの比較をされるようになってきたり
また、今まで野球界のイニシアティブを保っていた
巨人自体が衰弱化、弱体化を辿りつつある傾向にあり
明らかに娯楽の王道であったプロ野球の地位的価値は
薄らいで来たように思える。
この事がすべてサッカーの影響とは
まず考えられないが
今年は4年に1度のワールドカップの年
間違いなく媒体的価値は
サッカーが野球に迫る年になるはずだった。
しかし、ワールドカップでの
日本代表のふがいない成績により
サッカー熱は一気に冷めたように思える。
かたや野球界は
頼りないリーダー球団の穴を
確実に地方が埋め
各地域から日本全体を盛り上げた事は間違いない。
野球を将棋や囲碁、はたまたボードゲームと比喩するとすれば
日々動き続けるサッカーは
さながらTVゲームのようだ。
日本古来より親しまれた
じっくり考えて戦略を練り
行動に移す卓上娯楽遊技は
日本人には根強く浸透しているんだな〜と
選手とファンを見ているとつくづく感じる 今日この頃・・・