2007年12月07日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」62

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第2章  「ペッパー」

第28話 「チャーチで会いましょう!」(最終話)

クライストチャーチ

南島の中では最も大きな都市
中心部にはシンボルの教会(チャーチ)があり
イギリス的建造物が建ち並ぶ情緒豊かな観光都市だ。

フェリー乗り場に向かうバスの中で
ペッパーから今後の進路計画を聞くと
どうも2月2日はクライストチャーチに滞在するらしい

今日が1月28日だから・・・

「5日後だ」
「よし」

僕はガイド本を広げ
クライストチャーチのインフォメーションセンターを指差し
「ここで2月2日の午後3時に待ち合わせしようよ」
とペッパーを誘った。
「OK」とペッパーは快く承諾してくれたのだが
本当のところ 会える自信はない。

現実的に考えても 他国で異国人同士の「待ち合わせの約束」に
実現の可能性はあまり考えられないし・・

でも しかし どうしてもペッパーと「約束」したかったのは
僕自身の今後の旅への「目的」「目標」を掲げたかった
そんな理由だろ〜な〜

NZの旅もいよいよ中盤に差し掛かり
予想以上に楽しくなってきた旅のテンションを
まだまだ 維持していきたいし
少なからず 自信もついてきたし

もし 「約束」が実現したら
そのあとも2人で旅を続けられるかな〜
なんて甘い考えを抱きながら・・

〜バスはフェリー乗り場に到着した〜

船着き場での別れのシーンは書くのが大変難しいので
ばっさりと割愛する事に

イメージでいえば

「こんな感じ」




んなわけね〜だろ!!


第3章 「清水君」へと続く・・・



























posted by たろー at 21:33| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」61

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第2章  「ペッパー」

第27話 「リアリティー」

リアリティーについて話そう。

そもそも「リアリティー」の持つ意味は、大いにして曖昧だ。
それは、どんな表現方法でも「なにか」を第3者に伝えるとき
必ず、自分の「主観」が入る。
例えばその「なにか」を活字にすると「意思」や「意図」が主張しだし
なんだか現実とは懸け離れた形に変化し 脚色される

それは活字でなくても同じことで
たとえば活字より若干ビジュアライズが容易な「漫画」でも
たとえば それは、動く映像として
もっとリアルにイマジネーションが膨らませやすい「映画」でも「テレビ番組」でも 
もしくは、ノンフィクションの「ドキュメンタリー番組」でも
そこに作り手の「主観」や「意思」「意図」が入れば
間違いなく本物の「リアリティー」は見えてこない。

ひとつの例を出そう
たとえば「ドラえもん」というキャラクターが「いる」

「ドラえもん」はご存じの通り猫型ロボットだが
そう言われなければ「猫」には見えないし
漫画の中で他の登場人物から「たぬき」「たぬき」と言われなければ
あまり「たぬき」にも見えない。

当たり前だが やはり「ドラえもん」にしか見えない。

しかし これもすべて作者の「主観」や「意思」もしくは「意図」によって僕らは情報操作されているのも 確かだ。

それはもし 登場人物の目(視点)からドラえもんの世界を見たとき
のび太やスネ夫 もしくはただの通行人からその世界を見たとき
そこに存在するドラえもんの姿は、もしかしたら
より 現実のタヌキに近く ロボット色が薄く どちらかというと
「友達」ではなく「ペット」的要素の方が強いかもしれない。
だからドラえもんが街の中を歩いても、自然に調和するのかもしれないし
そう考えるのはとても無難な事かもしれない

しかしそれでは色々と不都合な事が多いだろうし
もしドラえもんが自然に調和したキャラであれば
現在(いま)の様な国民的キャラクターにはなっていないだろう
これはキテレツ大百科の「ころすけ」にも同じ事がいえる。

NZの旅の最中に書き留めていた日記を参考に このブログを更新しているわけだが
最初の頃(ブログの前半)と比べてみても
僕自身の「主観」や「意思」「意図」によるデコレーションは
過剰なまでにエスカレートし出しており
最近の文脈はまるで純文学かぶれの様で 気持ち悪い

最初の頃(ブログの前半)は、僕の目とほぼ同じ高さに視点が位置していたが
最近はやや上の方から見下ろすようになってきた。
このままの勢いで 完全に僕から離れてしまうとこのブログは
日記の延長(よりリアリティーなもの)から懸け離れてしまい
どちらかという 小説的になってしまう可能性がある
そうすると他の登場人物にも感情移入しなければいけないので
もっと話が複雑(ややっこしく)になりそう・・・ 

NZの旅はまだまだ 続く・・加速の必要性が問われるな〜

























posted by たろー at 19:06| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月24日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」60

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第2章  「ペッパー」

第26話 「ミサンガ」

この事は1994年1月の話で
今は2007年の11月だ。

「ザクッ」と数えても今から14年も前の話になる。

NZから帰国した当時 僕の左足には
オレンジ色のミサンガが結ばれていた。

帰国してから数年後 どのタイミングで いつ頃かは忘れたが
なにかの切っ掛けに「ブチッ」という音もせず
オレンジ色の「それ」は 切れてしまった。

なにか「願い事」が叶ったかどうか?
というより「願い事」をしたかどうかもよく分からない。

なにもかもよく分からないが ひとつ明確に分かる事がある
それは「切れたミサンガ」は今 手元にないこと。

帰国してから5回ほど引っ越しをした。
職もいくつか変わった。 色々と環境が変わった。
そんな雑踏の中で「多分」当時は保管したかもしれない「それ」は
僕のかすかな記憶に多少オレンジ色がぼやけて見える程度しか今はない。


いうまでもなく このオレンジのミサンガは
ペッパーと一緒に買ったものだ。
僕が彼女に「紫色のミサンガ」をプレゼントしたお礼に
彼女から買ってもらった。
「いや まてよ これも僕が自分で買ったんだっけ?」
まあ どちらにせよ 同じ「でみせ」で買った事は間違いない。

この日は寝坊したペッパーとフェリーが発つ時刻まで
多少時間があるので ウェリントンの町を2人で探索した

コンクリートとアスファルトが交差する細い路地を
ペッパーはガイド本片手に道行く人に聞きながら
比較的すんなりと特に迷いもせず目的のショッピングを楽しんだ。
僕は極度の方向音痴なのでこの様に見知らぬ町を誘導してもらうと
とても助かる

以前 僕の父親ほどの歳で大手ゼネコン屋のお偉いさんと
ニューヨークの街を探索した事があるが
その人は、なにか大きなビルをランドマークとしてそこから東西南北を確認し
自分の位置を的確に把握するという神業的な特技を持っていた
「なるほどですね〜」と感心したが
これもひとつの才能だなと理解した。

デートらしいデートは多分この時だけだろう
別れが迫ると 密度も濃くなる。

実は今 日記を清書しながら
ふと
「あの ミサンガ捨てなきゃ良かったー」とすごく後悔している
日記に挟むかなにかするべきだった・・・

しかし まあ ほぼ有り得ない話であるが 
もし ペッパーがあの紫のミサンガを今も持っていたら
なんだか本の栞としてとか・・
もしそうだとしたら
それはとても すごい事だ

ほんの数%しか ミクロ単位の可能性しか

でも 今 そんな事を初めて思ったけれど
それが 絶対にないとは限らない。

だって僕の手元には
雑踏を奇跡的にくぐり抜けた日記帳があるわけだし
その日記帳の最後のページには
ペッパーの直筆で
「pippa owen」とサインが残されてあるわけだし


続く・・・





 


























posted by たろー at 18:50| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」59

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第2章  「ペッパー」

第25話 「煙草の引力」

その日は7時30分に目が覚めた。

ゆっくりと身支度を済ませ8時すぎにロビーに降りたがペッパーはまだ来ていない。
とりあえず 
今日発つ事になっているオークランド行きの電車と
パーネルYHの予約を済ませペッパーを待つことにした。

・・・・・・・・

それから 約束の時間は随分と過ぎる
11時をまわってもペッパーは現れない。
時は1994年 まだ世の中に「携帯電話」が普及するずっと前だ。
「待ち合わせ」の「すれ違い」が日常的に氾濫している時代だ。
(まあ 携帯があったとしても会話が成立しての話だけど)
だからこそ 「すれ違い」を防ぐ為にもロビーのソファーで待つしかなかった。
ペッパーは昨日別れる時に
「明日は7時30分にロビーに降りてくる」と確かに僕に言った。
30分ほど遅れたが僕は午前8時にはロビーに降りてきている
ということは
ペッパーはこの30分の間に出発してしまったのだろうか?

時計は12時をまわる
「別れなんて こんなものか・・」
と 寂しく思うがこれも全て
未熟な英語力による意思疎通のズレからきた産物ではないかと
無理矢理飲み込んだ。

「最後の挨拶は、きちんとしたかったな〜」
としみじみ・・

ベランダに出て
なかなか「止められない煙草」を吸う。

確か ペッパーとの出会いは
タウポYHのベランダで僕が煙草を吸っていた時だったような・・・
確か彼女も「止められない煙草」を吸いにベランダに現れ
なんだか 意気投合して現在に至ると・・・
そのような出会いの風景を思い出す。

「煙草の持つ不純な引力が彼女を引き寄せた」
確かに根拠は全くないが
この事は紛れもない事実だ!!

非論理的だし 立証する事はできないが
このような偶然は「そう あるものではない」

何度目だろうか このような偶然は
煙草を吸うと彼女が現れるというジンクスを信じたわけではないが
現実に煙草を吸っている僕の前に
寝坊して 申し訳なさそうなペッパーが立っていた。

時計を見ると午後1時
「まったく なめている」 ←(日記引用)

続く・・・



posted by たろー at 17:02| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」58

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第2章  「ペッパー」

第24話 「使える辞書」

夕食を終えてYHのロビーでくつろいだ。

明日でいよいよお別れだ。 なんだか名残惜しい・・・

そろそろ「ペッパーの章」は佳境を迎えるが
僕の英語力は、ある一定のレベルから全く進歩していない
ようするに 僕の「英語力」の「引き出し」の中身が空っぽになったわけで 
この時はこそ痛烈に学生時代の「英語嫌い」な自分自身を恨んだ事はない。

「よーし 日本に帰ったら絶対英語勉強してやる!!」
と一瞬 熱く勉強欲が沸騰するが
日本に帰っても全くそれらしき行動をしていない現実の自分を
みてみると 
やはり 「熱しやすくて 冷めやすい」
瞬間湯沸かし器のような自分自身の性格が情けなくなる。

と、いうことで 
小さなテーブルを挟んでの2人の会話は
あの「使えない辞書」に頼るしかなく
この辞書が僕たちの唯一のコミュニケーションツールであり
今の時間を「押さえ込む」重要なアイテムでもあった。

「使えない辞書」は小さなテーブルを縦横無尽に走り回る。

「君の髪は綺麗だね」とか「君の目は魅力的だ」とか
後半部分に付録で掲載されてあった「女の子を口説く」という
インデックスの中身は、お互い照れながら十分活用した。

この雰囲気ならば、このまま2人で旅を続けても
「大丈夫」 
「うまく行けそう」という錯覚を感じたのも事実だ。

この時の事を日記には
「1〜2時間 はなした」と記載してある。

この旅の全ての時間を優先的に消去していくと
この1〜2時間は多分 ベスト5に入る貴重な時間だった
それだけ印象深い

「明日は出発の準備等いろいろあるから7時30分にはロビーで待ち合わせしよう」
と約束をして深夜12時に別れた。

続く・・・ 

 




posted by たろー at 20:23| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月17日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」57

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第2章  「ペッパー」

第23話 「無計画」

僕とペッパーとの大きな違いは「計画性」である。

ペッパーはNZでの長期休暇を満喫するために詳細に計画を練り
充実した一人旅を進めている。

一方僕はというと、基本的に「のんびり旅行」が目的なので
だらだら感たっぷりの風の吹くまま
時の流れに身をまかせ・・・

そんな2人が一緒に旅をしているのだから
2人の間に多少の温度差はでる。

せっかく来た首都ウェリントンだから
「もう少しゆっくりしていけば良いのに」と思うのだが
これといって観光名所のないウェリントンはペッパーにとって
ただの通過点でしかないようだ。

しかしながら 僕自身の旅を分析するとペッパーの様に
これといって目的がないから進路の方向性を失い
先行き不透明だから中途半端に不満が出るという
悪循環のスパイラルに絡まっている事は間違いない。

そんな 中途半端な僕でもなんだかんだとハプニングがあるので
一人旅は面白い。

しかも 当時つけていた日記を読み返して
ブログに清書しようと思うほど
後半はとても盛り上がる。

本来であれば年内には完成の予定であったが
最近 かなりサボっていたので全く進んでいない・・

原因は「ペッパー」の章だね

ペッパーとのくだりは、まともに書いたら恥ずかしい。
このころの日記は文脈が「ひとりセンチメンタルジャーニー」なので
10年後の僕が読んでも、ちょっと寒い・・

しかしここを「ズバッ」と割愛してしまうと後に繋がらないので
困ってしまう。 

以上 言い訳でした。

続く・・・

 






posted by たろー at 16:14| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」56

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第2章 「ペッパー」

第22話 「首都 ウェリントン」

次ぎの朝

約束の時間より早めに来たペッパーを海に誘った。

この日は久々に晴れたが若干肌寒い。
安っぽい青春ドラマを演出しようと海に来てみたものの
放射冷却で乾燥しきった空気に海風が肌を刺し
「帰りたい」とペッパーの眉間のシワが僕に訴えてきたので
早々と海を後にし駅へと向かった。

改札口のない無人駅からダイレクトに列車に乗り込み
一路 首都ウェリントンへと向かう

今回、列車の旅は初めてだが これがまた快適。
羊の毛でできたシートカバーがふかふかで睡眠を誘う。

旅を初めて10日がたち
なんだかんだと順調に旅を進め
高層ビルが隣接する大都市 首都ウェリントンへと降り立った。

駅から徒歩30分の所にウェリントンのYHはあった。
6階建てのビジネスホテルのようなつくりで
清潔感があり気にとても良い。

今日 ウェリントンに着いていきなりだが
ペッパーは明日の午後の船で南島に渡るらしい。
僕は明日の夜 列車でオークランドに戻る事に・・・

正直 90%以上はペッパーと一緒に南島に渡りたかったのだが
何故だろう?
ついつい オークランドに戻ると言ってしまった。
友達に会いに行くと言ってしまった。

「一緒に南島にいこうよ!!」
なんて 一言でもペッパーが僕を誘ってくれたら
間違いなく一緒についていってんだけどね。

しかし 一人旅をエンジョイしたいペッパーを邪魔するのも
「どうかな〜」なんて考えてしまったり
いろいろ 考えて やはり 清水君にとりあえず会う事が
一番重要かな? という結論に落ち着いた。

なにが正解なのか良く分からない

続く・・




























posted by たろー at 22:02| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「空の向こうに風は吹くのじゃ」55

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第2章 「ペッパー」

第21話 「進路に悩む」

ペッパーとは
明日、ウェリントンまで列車で行くことを約束して別れた。

度重なる偶然を期待してか
一時間おきに海に行き極寒の波風に打たれる。
さすがに9時には諦め 力尽き 
YHのリビングでリュックの中身で夕食を済ませた。

僕は今 最高に迷っている。

それは今後の進路についてだ
本来の予定では1月30日に、はるばる日本から
清水君がNZにやって来るので
彼と交わした中途半端は約束を守る為に軽く北島を回り30日にはオークランドで会おうと思っていた。

一方 ペッパーはというと もちろんウェリントンから船で南島に渡り、そのままNZを南下するようだ。
(NZは北島と南島に分かれており 到着地のオークランドから現在旅をしている所が北島で 比較的、有名は観光地が多いのが南島である)

特別 清水君との中途半端な約束に束縛されることはないし
実際清水君も僕がオークランドで待っているとはまず思っていないだろう。
それくらい中途半端な約束だった。

しかしながら 清水君とは是非会いたい。
会ってこの奇妙でスリリングな旅を報告したい。
しかしながら ペッパーとも もう少し旅をしたい。
 
「悩ましい苦悩に悩むがそれはそれで 楽しい悩みだな〜」

今日はいろいろあって疲れたので 明日考えよう 
ではお休みなさい。

続く
posted by たろー at 18:04| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」54

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第2章 「ペッパー」

第20話 「Seahorse」


1月26日 ず〜と雨・・・・

AM10時 目が覚めたがベットの中にうずくまったまま
      起きようとしない

AM11時 寝る事に疲れたので朝食を食べにリビングへ

すると 偶然ペッパーがYHに現れた。

どうも、ネイピアYHの予約ミスで懲りたのか
早速次ぎの目的地 「ウェリントンYH」の予約に来ていたようだ

僕もペッパーと一緒にYHの予約を済ませる。

ってか 次ぎに何処に行くか決めてなかったけど
ペッパーに予定をあわせる事にしてしまう。

予約を済ませると なにやらペッパーがネイピアのYHを見学したい
という事なので 軽く案内する事に・・

僕の部屋はYHでは珍しく なんと一人部屋なので
ドアを閉めた 密室の狭い空間に2人でいると

「息苦しい・・」 (違う意味で)

呼吸も荒くなり 酸素欠乏症になりかけたので
2人は早々と部屋を後にした。

ペッパーがネイピアの「水族館」に行きたいと言い出したので
そのあと2人でアクアデートを楽しんだ

あらためて思うが旅の出会いのパワーはすごい。
ちょっとしたきっかけで 旅の歯車が噛み合うと
なんとイギリスの女の子とデートができてしまう。

「うむ うむ」 ついつい うなずいてしまう。

しかしながら僕らのデートはまるで
中学校の2学期の英語の教科書のようだ。

Lesson 6 「水族館」

(僕)   タツノオトシゴは英語でなんというの?

(ペッパー) Seahorseよ

(僕)    あ〜 そういえば 馬に似てるね〜

みたいな。

続く・・・



 


posted by たろー at 21:35| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」53

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第2章 「ペッパー」

第19話 「長い夜」

YHに帰って日記を書く。

NZを旅しながら日記は毎日必ずつけているが
面白い事に過去ログを読み返してみると
その時の精神状態により
文脈、字の丁寧さ 文量など起伏の激しい事が分かる。

オークランドの時はまだ余裕がなかったのか
箇条書きに近い文脈であるが字は比較的丁寧に書いてあった。

ロトルアの時は精神的にどん底だったようで
字も乱雑だし文章も不満などの消極的な内容が多い。

タウポに来ると一転して
文量が増えた。 内容も詳細である。

ネイピアでの初日を書き終えてみると
とりあえず字が綺麗だ。
日記を書くのに辞書引いたしね。

しかしながら 旅とは「点」の連続行動であると
つくづく 感じる。

昨日と今と明日とでは

場所と空気と人が一気に変わる。

一瞬にして変わる。

まさに非日常の連続だ。

「明日はペッパーに会えるのだろうか?」

長い夜は飛び越えれそうもない。


続く・・・









posted by たろー at 17:39| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」52

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第2章 「ペッパー」

第18話 「海風」

「ピザハット」は日本でいうファミレスの様なつくりで
文字どおり「家族連れ」や「友達同士」で店内は
大いに盛り上がっていた。

窓際の席で向かい合わせに座り
なんとも気恥ずかしいが
ペッパーの容赦ない英語レッスンに
照れ合う初々しさの余裕はない!

しかしながら 今までの味気ない食事に比べると
格段に旨いし めっちゃ楽しいのは
きっとペッパーが可愛い女の子だからだろう。

「あ〜 であいって   いい・・・」

しみじみ 至福の時間を満喫しながら
ピザを堪能した。

ピザを食べ終わると辺りはすっかり
暗くなっていた。

別れるのは少々なごり欲しいので
軽く夜のビーチを一緒に散歩したが
小雨混じりの海風は
二人で黄昏にひたれる程甘くはない。

あまりの寒さに30分ほど歩いて
お互いの宿へ帰ることに・・

とくに明日の約束などしないまま別れた。

「バカ バカ バカ 俺のバカ!!」

続く・・・

















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2007年07月15日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」51

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第2章 「ペッパー」

第17話 「サプライズ 」

ペッパーは無事BPのチェックインを済ました。

僕は「バイバイ」とお別れの挨拶をし YHに戻る。

僕はNZに英語を勉強にしに来たわけではないが
ペッパーといるとすごいスピードで英語が上達している自分が分かる。

悪戦苦闘のサバイバルイングリッシュだが
いいたいことが ピッタリ通じると、何ともいえず
快感〜 なのだ。

そんなこんなで もう少し一緒に話したかったが
まあ しょうがない


YHに帰り お腹がすいたので 近くの雑貨屋に買い出しに行った。

パンと水とドレッシングを買った。
(リックの中にレタスがあったので)

今日の晩飯はレタスサンドと水だ

雨は止んだが かなり肌寒い 海風が肌寒い

足早にYHに戻ろうと多少小走りで歩いていると
道の向こうから僕の方に向かって
手を振って走ってくる人影が。



「ペッパーだ!!」


どうしたの?と聞くと「一緒に夕食食べに行こうよ」と
ペッパーから誘われた。
僕が夕食用の買い物をしてきた事に気付くと
残念そうな顔をしたので「明日の朝飯にするから問題ない」と
答え  夕食の誘いを承諾した。
実際 朝飯っぽいしね。

結局 「ピザハット」というNZでは有名はピザチェーンに
行くこととなった。

なんだかんだいいながら
第2章「ペッパー」はまだ続きそうだ・・・

続く・・・





posted by たろー at 00:47| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」50

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第2章 「ペッパー」

第16話 「ハプニング」

タウポから2時間弱でネーピアに着いた。


相変わらず どんより厚い雲は 
頭のすぐ上にぶら下がっている。

今にも雨が降りそうなので
ペッパーと一緒に足早にYHに向かう事にした。

バスの停留所から歩いて10分程度の所に
「ネーピアYH」はある。

海沿いに面した ちょっと古びたYHは
今までになく哀愁を感じるが
どことなくパーネルと同じ臭いがして
少し懐かしい・・・

とりあえず YHに入り チェックインを済ませる。

すると

「・・・・・・・」


「ん?」   「ん んん ?」

どうも ペッパーの様子がおかしい・・
YHの受付カウンターに座る女性オーナーの様子もおかしい

「え?! 部屋が開いてない?」
「だってタウポのYHで予約しなかったの?」
「え? してないの〜?」

ということで ペッパーは英語がしゃべれるのに
YHの予約をしておらず
あいにく YHの部屋は満室だったため
違う宿を探すハメとなった。

YHから歩いて10分くらいの所に
BP(バックパッカー)があるらしく
そこは多層階のマンションのような建物で宿賃は多少高いが
部屋数は豊富にあるらしいとの事

とりあえず 小雨の降る中
ペッパーの宿探しに、BPまでついて行く事にした。

不満とストレスだらけの一人旅に
「ワクワク」という一筋の光が見えた!
と思っていた矢先にこれかよ!!

ネーピアのどんより空色が僕の心の中とリンクする。

続く・・・
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2007年07月11日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」49

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第2章 「ペッパー」

第15話 「使えない辞書」

バスは「タウポ」を出発し 次ぎの町「ネーピア」に向かう


海がきれいな港湾都市として有名な「ネーピア」
天気はあいにくだが
何となくジブリの「魔女の宅急便」の町並みを
想像 期待する。


トイレットペーパーの「ネピア」はこの「ネーピア」が
名前の由来らしく 到着する前なのに
なんとなく 親近感を覚えた。


バスの後部座席に座り 
とりあえず 会話をするが 
知っている単語と熟語はすでに使い果たしてしまい
逆にペッパーからいろいろと質問され
知らない単語に苦戦する。

旅を続けて1週間
なんとなく 耳は慣れてきた
宿泊 買い物 交通機関等の英語にも自信がでてきた。

しかし 日常会話となると
レベルは抜群に上がる。

とりえず 日本から持ってきた辞書で応戦しようと思ったが
持ってきた辞書が 「旅行用の辞書」だったせいか
「宿泊の仕方」や「バスの乗り方」などを
大きく バカ丁寧に「図入り」で掲載してあり 
肝心の「辞書」の部分は大幅に割愛されてあった。

「つかえない辞書」により
二人の会話は尚一層 途切れ途切れ となる

なんだかやるせない 苦笑いのまま
バスは「ネーピア」にむかった。

続く・・












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2007年06月25日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」48

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第2章 「ペッパー」

第14話 「pippa owen」


小雨が降る中
YHのオーナー家族に見送られて
タウポを後にする。
最後に息子のジャックにケツを蹴られた。

僕は、ペッパーと一緒に歩いてバス停に向う。


YH(ユースホステル)は人種の「るつぼ」で
いろいろな国の人達と知り合える。
それは男性だけでなく 女性もしかり
意外に女性のひとり旅も多い。

しかしながら いろいろな国の人達と仲良くなっても
それは その場だけであって
その後の行動を共にする事は、考えられない
それは、相手が日本人であっても同じように思える。

だからこそ 偶然バスと目的地が一緒であっても
一緒にバス停に行くなんて考えられなった。

しかも 相手はイギリス人 しかも 女性だ

アメリカはハリウッド映画などいろいろと情報はあるが
イギリスといえば「ビートルズ」か「ジョジョの奇妙な冒険」
もしくは「フーリガン」ぐらいしか思いつかない。

いろいろな思いが交錯する中 バス停についた。

ペッパーは至ってにこやかだ。

いろいろ考えてもしょうがないので とりあえず
「レディーファースト」だけは心掛けた。

ジェントルマンぶりを、ぎこちなく背伸びするが
「無理がある」と
僕のマインドBがいった。

続く・・










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2007年06月21日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」47

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第2章 「ペッパー」

第13話 「分岐点」


空模様は、朝からぐずつかない・・・

今日はいつもより早めに起き
出発の準備をする。

振り返ると ここタウポは
「思い描いた正しいNZの休日」
といった印象の町であった。

タウポは
とても住み心地が良く
まだ見ていない場所も沢山あるし
時間も沢山あるのでゆっくりすれば良いのだが

何故か 次ぎに進みたくなる。

理由は根が「貧乏性」だからだろうな〜
じ〜としているより
次ぎの町で「なにかが起こりそう」という
ちょっとした「期待」が
僕の重い腰を持ち上げる。

最近「出会い」に快感を覚えてきた
というのもあるしね。

タウポYHのオーナー家族には、かなり良くしてもらったので
別れがつらい・・
まだ小学生くらいのオーナーの息子から
「Japanese man」としきりに連呼されたので
「ふしぎの島のフローネ」に出てくる末っ子に似ていることもあり
「ジャック」というニックネームをつけた。

バスの時間まで多少時間があった。

早めにバス停まで行こうと思ったが
雲行きがあやしかったので時間ギリギリまで
リビングでゆっくりする事に・・・


「ぼ〜」と窓の景色を見ていると
イギリス人の女の子が話しかけてきた。

お互い暇だったので
リビングのビリヤードで遊ぶことに・・

彼女の名前は「ペッパー」

赤毛混じりの金髪に青い目
ちょっと「そばかす」があり可愛らしい
歳は僕と同じくらいの二十歳前後だろうか?
代表的なイギリスの女の子といった印象だ



いろいろな偶然が重なり合い
何故か知り合ってしまい
何故か意気投合し
結局 しばらく 2人で旅をする事になる。

第2章「ペッパー」は
そんな2人の出会いから感動的な別れまでを
ドキュメンタリータッチで送る

異国人同士でしかも
ほとんど会話が成立しない2人が
どのような旅をするのか!?

この頃の日記は以前と比べて
「ちょ〜丁寧」に書き込んであるので
読んでいて とても面白い
こうご期待・・・

続く・・・

































posted by たろー at 21:47| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」46

前回を見る

第2章 「ペッパー」

第12話 「タウポの一日」


1月24日 
曇のち雨のち晴のち曇のち雨のち曇
今日は一日 のんびりと過ごす事に・・

? 次の町「ネイピア」に行く準備
YHでネイピアYHの予約をして、
町のインフォメーションセンターでバスの予約をした。
ここ最近 旅の要領が掴めてきた。

? タウポの町でショッピング
ケンタッキーで1/4セットを食べ
ショップで帽子とTシャツと半ズボンを買った。
タウポの町は小さいが買い物はしやすい。

? スーパーにお買い物
「パックンセール」というスーパーで肉と野菜とパンを購入
夕食はステーキとサラダ!! 

? 読書と昼寝
YHに帰ってからは本を読み 昼寝をした。
のんびり過ごすタウポもまたいい。

? オーナー達と湖に泳ぎに行く
昼過ぎて、暇そうにしていると
オーナー親子とオーナーの友達がタウポ湖に泳ぎに
行くということで誘われる
服のまま 湖に飛び込んで泳いだが なかなか気持ちいい
タウポ滞在3日目でオーナー親子とは
かなり親しくなって 明日の別れが少々悲しい

? 相部屋のドイツ人と夜遅くまで話す。
またしても ドイツ人と仲良くなった。
名前はジョージ 
漫画「モンスター」のグリマーさんにそっくりないい人だ。
しかし ドイツ人は何処にでもいる
しかも 決まって質素。

なんだかんだと3日間滞在した タウポ

生涯のなかで NZに来る事は多分ないと思うが
もし もう一度 来る機会があれば 是非タウポには
立ち寄りたいと 思った。

続く・・・







posted by たろー at 19:37| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」45

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第2章 「ペッパー」

第11話 「ゆるい会話」

タウポのマックで遅い昼食をたべた。

相変わらずのジャンキーっぷりに自分の行動力のなさを感じつつ・・

YHに帰るとシャワーを浴び
リビングで久々にゆっくりくつろぐ・・
なんだか慌ただしいタウポの2日間を振り返りつつ
本当は明日次ぎの町へ出発する予定だったのだが
行き先を決める余裕もなく
また
案外 タウポは居心地が良いので
もう一泊する事にした。

(この決断がのち意外な方向に向かおうとは・・・)

夕食はタウポのYHに宿泊していた日本人と一緒に食べることに

久々の日本語に会話が弾む。

彼 「へ〜 君も福岡なんだ〜 僕もだよ〜」

僕 「オークランドのYHでも福岡出身の男性と会いましたよ」

彼 「僕はね、ワーキングホリデーで旅をしてるんだ」

僕 「じゃあ どこかで働いたんですか?」

彼 「まさか〜 ただ 旅をしているだけだよ〜」

僕 「このタウポでなにかアクティビティーしました?
   ラフティングとか?」

彼 「まさか〜 お金の掛かることは一切しないよ」

僕 「じゃあ なにしてるんですか?」

彼 「ぼ〜と 景色をみてるのさ〜」

僕 「・・・・・」

彼 「そしたら 一年間旅しても 50万で おつりがくるよ 」

僕 「英語の学校とかは?」

彼 「僕は日本で英語の学校に行っていたから 必要ないのさ」

彼 「君の今までの旅の話を聞くとなかなか良い旅をしているね〜」

彼 「これからも グット ラックさ〜」

僕 「あ 有り難うございます。」

みたいな ゆる〜い会話を永遠としていた。

正直 彼の話を聞いて 共感は持てなかった。

目的のない今回の旅を多少 苦痛と感じている僕は
1年間 景色を見ながら観照にひたるなんて
気が変になりそうだ。

しかし 時間がスローで流れるNZは
ゆるい旅を好む 精神的定年者には打って付けの国のようだ。

旅を始めてまだ 6日しかたっていない・・・

続く・・・









posted by たろー at 00:03| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」44

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第2章 「ペッパー」

第10話 「バイセコ〜 バイセコ〜 の歌」

約1年前の記事は今回の伏線だった
というわけではないですが
偶然繋がりました。

続く・・




posted by たろー at 16:32| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」43

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第2章 「ペッパー」

第9話 「ラスト バイセコー」

急な登り斜面の頂上付近は
明らかに賑やかしい太陽の光が見えた。

タイムリミットを5分弱 残してのゴール

ゴールしてみれば 
「楽勝 楽勝」と呟く僕は
どこまでも 図々しい。

頂上はダムが一面に見渡せる展望台になったおり
すでに大勢の観光客がダムの開く所を待っていた。

周りを見渡すと
案の定 自転車での山登りは僕だけらしく
少々 気恥ずかしい。

頭の中は「ホットドック」だった僕は
とりあえず 食べ物屋を探したが
残念な事にアイスクリームの「でみせ」しかなく
しょうがないので
「スニッカーズ」と「コーラ」を買って
ダムが開くのを待った。

ダムが開くシーンが観光名所になっている以上
どうしてもテレビで良く見る
「ナイアガラの滝」みたいなシーンを想像していたが
意外に「ふつ〜」だった。

余談だが
♪「おなかが すいたら すにっか〜ず!!」♪
と 歌うだけあり 
スニッカーズ 1コで空腹感がなくなった。

「すげ〜 スニッカーズ」



トレッキングコースは
ダムから流れる川沿いの山道を利用して作られており
川を挟んで逆側は車も通れる一般道に整備されていた。

帰りは一般道を通って帰ることに

多少のアップダウンはあるが
行きの山道よりは遙かに走りやすい

アスファルトで整備された坂道は風が気持ち良い

空の向こうに風が吹いて 気持ち良い

汗が乾いて爽やかになったので今日はとても良い日だった。

ちなみにバイセコーとは
YHのオーナーがしきりに連発する
「Bicycle」の発音が「バイセコー」と聞こえる事を意味する。

続く・・・





 












posted by たろー at 22:02| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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