2007年07月13日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」50

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第2章 「ペッパー」

第16話 「ハプニング」

タウポから2時間弱でネーピアに着いた。


相変わらず どんより厚い雲は 
頭のすぐ上にぶら下がっている。

今にも雨が降りそうなので
ペッパーと一緒に足早にYHに向かう事にした。

バスの停留所から歩いて10分程度の所に
「ネーピアYH」はある。

海沿いに面した ちょっと古びたYHは
今までになく哀愁を感じるが
どことなくパーネルと同じ臭いがして
少し懐かしい・・・

とりあえず YHに入り チェックインを済ませる。

すると

「・・・・・・・」


「ん?」   「ん んん ?」

どうも ペッパーの様子がおかしい・・
YHの受付カウンターに座る女性オーナーの様子もおかしい

「え?! 部屋が開いてない?」
「だってタウポのYHで予約しなかったの?」
「え? してないの〜?」

ということで ペッパーは英語がしゃべれるのに
YHの予約をしておらず
あいにく YHの部屋は満室だったため
違う宿を探すハメとなった。

YHから歩いて10分くらいの所に
BP(バックパッカー)があるらしく
そこは多層階のマンションのような建物で宿賃は多少高いが
部屋数は豊富にあるらしいとの事

とりあえず 小雨の降る中
ペッパーの宿探しに、BPまでついて行く事にした。

不満とストレスだらけの一人旅に
「ワクワク」という一筋の光が見えた!
と思っていた矢先にこれかよ!!

ネーピアのどんより空色が僕の心の中とリンクする。

続く・・・
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2007年07月11日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」49

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第2章 「ペッパー」

第15話 「使えない辞書」

バスは「タウポ」を出発し 次ぎの町「ネーピア」に向かう


海がきれいな港湾都市として有名な「ネーピア」
天気はあいにくだが
何となくジブリの「魔女の宅急便」の町並みを
想像 期待する。


トイレットペーパーの「ネピア」はこの「ネーピア」が
名前の由来らしく 到着する前なのに
なんとなく 親近感を覚えた。


バスの後部座席に座り 
とりあえず 会話をするが 
知っている単語と熟語はすでに使い果たしてしまい
逆にペッパーからいろいろと質問され
知らない単語に苦戦する。

旅を続けて1週間
なんとなく 耳は慣れてきた
宿泊 買い物 交通機関等の英語にも自信がでてきた。

しかし 日常会話となると
レベルは抜群に上がる。

とりえず 日本から持ってきた辞書で応戦しようと思ったが
持ってきた辞書が 「旅行用の辞書」だったせいか
「宿泊の仕方」や「バスの乗り方」などを
大きく バカ丁寧に「図入り」で掲載してあり 
肝心の「辞書」の部分は大幅に割愛されてあった。

「つかえない辞書」により
二人の会話は尚一層 途切れ途切れ となる

なんだかやるせない 苦笑いのまま
バスは「ネーピア」にむかった。

続く・・












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2007年06月28日

映画漬け

最近よく映画を見に行く。

で 勝手に寸評と採点を



スパイダーマンV


寸評
MJ かわいくない。


採点
★★☆☆☆




パイレーツオブカリビアン(ワールドエンド)


寸評
まだ つづくの〜? (ちょっとうんざり)


採点
★★☆☆☆


舞妓Haaaan!!!

寸評
阿部サダヲだけで 笑える

採点
★★★☆☆



〜総評〜

最近 「どうせ これも CGでしょ」って見てしまう
自分がいや!


 




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2007年06月25日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」48

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第2章 「ペッパー」

第14話 「pippa owen」


小雨が降る中
YHのオーナー家族に見送られて
タウポを後にする。
最後に息子のジャックにケツを蹴られた。

僕は、ペッパーと一緒に歩いてバス停に向う。


YH(ユースホステル)は人種の「るつぼ」で
いろいろな国の人達と知り合える。
それは男性だけでなく 女性もしかり
意外に女性のひとり旅も多い。

しかしながら いろいろな国の人達と仲良くなっても
それは その場だけであって
その後の行動を共にする事は、考えられない
それは、相手が日本人であっても同じように思える。

だからこそ 偶然バスと目的地が一緒であっても
一緒にバス停に行くなんて考えられなった。

しかも 相手はイギリス人 しかも 女性だ

アメリカはハリウッド映画などいろいろと情報はあるが
イギリスといえば「ビートルズ」か「ジョジョの奇妙な冒険」
もしくは「フーリガン」ぐらいしか思いつかない。

いろいろな思いが交錯する中 バス停についた。

ペッパーは至ってにこやかだ。

いろいろ考えてもしょうがないので とりあえず
「レディーファースト」だけは心掛けた。

ジェントルマンぶりを、ぎこちなく背伸びするが
「無理がある」と
僕のマインドBがいった。

続く・・










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2007年06月21日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」47

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第2章 「ペッパー」

第13話 「分岐点」


空模様は、朝からぐずつかない・・・

今日はいつもより早めに起き
出発の準備をする。

振り返ると ここタウポは
「思い描いた正しいNZの休日」
といった印象の町であった。

タウポは
とても住み心地が良く
まだ見ていない場所も沢山あるし
時間も沢山あるのでゆっくりすれば良いのだが

何故か 次ぎに進みたくなる。

理由は根が「貧乏性」だからだろうな〜
じ〜としているより
次ぎの町で「なにかが起こりそう」という
ちょっとした「期待」が
僕の重い腰を持ち上げる。

最近「出会い」に快感を覚えてきた
というのもあるしね。

タウポYHのオーナー家族には、かなり良くしてもらったので
別れがつらい・・
まだ小学生くらいのオーナーの息子から
「Japanese man」としきりに連呼されたので
「ふしぎの島のフローネ」に出てくる末っ子に似ていることもあり
「ジャック」というニックネームをつけた。

バスの時間まで多少時間があった。

早めにバス停まで行こうと思ったが
雲行きがあやしかったので時間ギリギリまで
リビングでゆっくりする事に・・・


「ぼ〜」と窓の景色を見ていると
イギリス人の女の子が話しかけてきた。

お互い暇だったので
リビングのビリヤードで遊ぶことに・・

彼女の名前は「ペッパー」

赤毛混じりの金髪に青い目
ちょっと「そばかす」があり可愛らしい
歳は僕と同じくらいの二十歳前後だろうか?
代表的なイギリスの女の子といった印象だ



いろいろな偶然が重なり合い
何故か知り合ってしまい
何故か意気投合し
結局 しばらく 2人で旅をする事になる。

第2章「ペッパー」は
そんな2人の出会いから感動的な別れまでを
ドキュメンタリータッチで送る

異国人同士でしかも
ほとんど会話が成立しない2人が
どのような旅をするのか!?

この頃の日記は以前と比べて
「ちょ〜丁寧」に書き込んであるので
読んでいて とても面白い
こうご期待・・・

続く・・・

































posted by たろー at 21:47| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」46

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第2章 「ペッパー」

第12話 「タウポの一日」


1月24日 
曇のち雨のち晴のち曇のち雨のち曇
今日は一日 のんびりと過ごす事に・・

? 次の町「ネイピア」に行く準備
YHでネイピアYHの予約をして、
町のインフォメーションセンターでバスの予約をした。
ここ最近 旅の要領が掴めてきた。

? タウポの町でショッピング
ケンタッキーで1/4セットを食べ
ショップで帽子とTシャツと半ズボンを買った。
タウポの町は小さいが買い物はしやすい。

? スーパーにお買い物
「パックンセール」というスーパーで肉と野菜とパンを購入
夕食はステーキとサラダ!! 

? 読書と昼寝
YHに帰ってからは本を読み 昼寝をした。
のんびり過ごすタウポもまたいい。

? オーナー達と湖に泳ぎに行く
昼過ぎて、暇そうにしていると
オーナー親子とオーナーの友達がタウポ湖に泳ぎに
行くということで誘われる
服のまま 湖に飛び込んで泳いだが なかなか気持ちいい
タウポ滞在3日目でオーナー親子とは
かなり親しくなって 明日の別れが少々悲しい

? 相部屋のドイツ人と夜遅くまで話す。
またしても ドイツ人と仲良くなった。
名前はジョージ 
漫画「モンスター」のグリマーさんにそっくりないい人だ。
しかし ドイツ人は何処にでもいる
しかも 決まって質素。

なんだかんだと3日間滞在した タウポ

生涯のなかで NZに来る事は多分ないと思うが
もし もう一度 来る機会があれば 是非タウポには
立ち寄りたいと 思った。

続く・・・







posted by たろー at 19:37| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」45

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第2章 「ペッパー」

第11話 「ゆるい会話」

タウポのマックで遅い昼食をたべた。

相変わらずのジャンキーっぷりに自分の行動力のなさを感じつつ・・

YHに帰るとシャワーを浴び
リビングで久々にゆっくりくつろぐ・・
なんだか慌ただしいタウポの2日間を振り返りつつ
本当は明日次ぎの町へ出発する予定だったのだが
行き先を決める余裕もなく
また
案外 タウポは居心地が良いので
もう一泊する事にした。

(この決断がのち意外な方向に向かおうとは・・・)

夕食はタウポのYHに宿泊していた日本人と一緒に食べることに

久々の日本語に会話が弾む。

彼 「へ〜 君も福岡なんだ〜 僕もだよ〜」

僕 「オークランドのYHでも福岡出身の男性と会いましたよ」

彼 「僕はね、ワーキングホリデーで旅をしてるんだ」

僕 「じゃあ どこかで働いたんですか?」

彼 「まさか〜 ただ 旅をしているだけだよ〜」

僕 「このタウポでなにかアクティビティーしました?
   ラフティングとか?」

彼 「まさか〜 お金の掛かることは一切しないよ」

僕 「じゃあ なにしてるんですか?」

彼 「ぼ〜と 景色をみてるのさ〜」

僕 「・・・・・」

彼 「そしたら 一年間旅しても 50万で おつりがくるよ 」

僕 「英語の学校とかは?」

彼 「僕は日本で英語の学校に行っていたから 必要ないのさ」

彼 「君の今までの旅の話を聞くとなかなか良い旅をしているね〜」

彼 「これからも グット ラックさ〜」

僕 「あ 有り難うございます。」

みたいな ゆる〜い会話を永遠としていた。

正直 彼の話を聞いて 共感は持てなかった。

目的のない今回の旅を多少 苦痛と感じている僕は
1年間 景色を見ながら観照にひたるなんて
気が変になりそうだ。

しかし 時間がスローで流れるNZは
ゆるい旅を好む 精神的定年者には打って付けの国のようだ。

旅を始めてまだ 6日しかたっていない・・・

続く・・・









posted by たろー at 00:03| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」44

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第2章 「ペッパー」

第10話 「バイセコ〜 バイセコ〜 の歌」

約1年前の記事は今回の伏線だった
というわけではないですが
偶然繋がりました。

続く・・




posted by たろー at 16:32| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」43

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第2章 「ペッパー」

第9話 「ラスト バイセコー」

急な登り斜面の頂上付近は
明らかに賑やかしい太陽の光が見えた。

タイムリミットを5分弱 残してのゴール

ゴールしてみれば 
「楽勝 楽勝」と呟く僕は
どこまでも 図々しい。

頂上はダムが一面に見渡せる展望台になったおり
すでに大勢の観光客がダムの開く所を待っていた。

周りを見渡すと
案の定 自転車での山登りは僕だけらしく
少々 気恥ずかしい。

頭の中は「ホットドック」だった僕は
とりあえず 食べ物屋を探したが
残念な事にアイスクリームの「でみせ」しかなく
しょうがないので
「スニッカーズ」と「コーラ」を買って
ダムが開くのを待った。

ダムが開くシーンが観光名所になっている以上
どうしてもテレビで良く見る
「ナイアガラの滝」みたいなシーンを想像していたが
意外に「ふつ〜」だった。

余談だが
♪「おなかが すいたら すにっか〜ず!!」♪
と 歌うだけあり 
スニッカーズ 1コで空腹感がなくなった。

「すげ〜 スニッカーズ」



トレッキングコースは
ダムから流れる川沿いの山道を利用して作られており
川を挟んで逆側は車も通れる一般道に整備されていた。

帰りは一般道を通って帰ることに

多少のアップダウンはあるが
行きの山道よりは遙かに走りやすい

アスファルトで整備された坂道は風が気持ち良い

空の向こうに風が吹いて 気持ち良い

汗が乾いて爽やかになったので今日はとても良い日だった。

ちなみにバイセコーとは
YHのオーナーがしきりに連発する
「Bicycle」の発音が「バイセコー」と聞こえる事を意味する。

続く・・・





 












posted by たろー at 22:02| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月12日

「空の向こうに風は吹くのじゃ」42

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第2章 「ペッパー」

第8話 「バイセコーB」

再出発をして約30分
なんとか トレッキングコースの入口についた。


トレッキングとは
健康やレクリエーションを目的とした山歩き。また、高山の山麓を徒歩で旅行すること。

僕がトレッキングコースを自転車で走行していると
何人もトレッキングされている観光客に出くわした・・

ぶっちゃげ 誰も自転車で山登りしている人はいない

いや いや 別に 自転車で山登りしているのが
僕だけなら ま〜
多少 恥ずかしいくらいで いいんだけど

そのトレッキングコースのレベルが
自転車を担いで登らなければ行けない様な山道ばっかり
なんて マジ 聞いてない!!


山道と
竹藪と
ジャリ道と
自転車かつぎと
極端な下り坂と

息つく暇もなく
繰り返す

「マジ やべ〜 マジ きつ〜」

つい先日まで
「なんか ジンジョーみたいに チャリでも買って NZ一周でもしよっかな〜」
なんて 粋がってた僕は、今 微塵もない。

とりあえず 時間がないので 急いではいるが
行けども
行けども
山道とジャリ道は続く

このトレッキングコースは
タウポ自慢の観光名所のひとつ
だけあって
山道(さんどう)の中腹からみせる景色は
なかなかの物であるが
それ以上に
体力的に自転車でのトレッキングはかなり疲れる。

おまけに
直射日光が
「半端ね〜」
規則でメットを被っているから頭はいいが
腕が「真っ赤か」でヒリヒリする。

おまけに
定期的に道を間違えるので
精神的に堪える。
一度 相当な距離を走って
行き止まりになったときがあったが
おもわず
発狂した。

時計を見ると
1時半をまわっている。
タイムリミットまで あと1時間弱
正直ゴールの山頂はまるっきり見えない。

1時をまわったぐらいから
極端に腹が減ってきた。

山頂にはレストランかなにかあるのだろうか?

レストランはなくても とりあえず 観光地だから
ホットドックの「でみせ」ぐらいあるだろう。

「ホット・ドック」 「ホット・ドック」 
「ホット・ドック」 「ホット・ドック」

小刻みにペダルを踏みながら 「ホット・ドック」を
連発して気を紛らわす。


時間は2時をまわった。

しかしながら 行き先の果ては見えない。

2時15分

残り時間 15分を切った。

「地球の歩き方」によると
ダムの開閉は時刻通りに行われるらしい。

容赦ない。

たぶん 消費カロリーは「ホットドックとコーラ」程は
燃焼しただろう。

残り 10分を切った所で山頂に光りが見えた。

つづく・・































posted by たろー at 22:35| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | NZ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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